街で障害のある人と出会ったら~共生社会のマナー
医療・健康・介護のコラム
街で障害のある人と出会ったら~共生社会のマナー 22日スタート
手助けしたいけど、どうしたらいいかわからない……。そんな思いで、障害のある人を見ていたことはありませんか? 2年後の東京パラリンピック開催に向け、街のバリアフリー化は進められていますが、ハード面だけでは不十分。困ったときに手を差し伸べられるよう、「心のバリアフリー化」が大切です。
障害と援助に関して、ちょっとした知識があれば、明日から何かを変えられる――。さあ、一緒に学んでいきましょう!
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子供の「どーして?」への答え
マカン
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子供が保育園の頃、一緒に行った本屋で小人症の方を見かけました。初めて見る小さい大人に、子供が「ママ、あの人は大人なのにどーしてあんなに小さいの?」と私に聞いてきました。一瞬、どう答えるべきか迷いましたが、私自身が障害者の方を見た子供が親に何かしらの質問した際、親が「そんな事言わないの、見ちゃだめ!」などと近づけないようにして去っていく姿を何度も目撃し、その対応に違和感を感じていたので、自分の子供からの質問に「みんな同じじゃないんだよ、みんな違うの。背がすごく高い人もいれば、すごく低い人もいる。あなたも保育園でお友達と同じじゃないでしょ?」と答えました。
続けて「背が低いと高い所にあるものを取るのが不便だから、もし困っていたら背が高い人が手伝ってあげればいいよね?世の中には色んな人がいるから、もしその人が出来なくて困っていたらお手伝いをしてあげようね。」と。
子供はそれで納得したようでしたが、果たしてそのような答えで良かったのかと、本屋に行くたびに今でもその時の事を思い出します。
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助けを断った人
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駅構内で 何度も転んでいる30代くらいの男性の脳性まひの人がいた。一人では上手く立ち上がれず 何度も転んでいるのだ。近くへ行き 何かお手伝いしま...
駅構内で 何度も転んでいる30代くらいの男性の脳性まひの人がいた。一人では上手く立ち上がれず 何度も転んでいるのだ。近くへ行き 何かお手伝いしましょうかと声をかけた。言葉が不明瞭で聞き取れないが 首を横に振り 叫ぶように 自分の首から下げているカードを差し出すように見せて来た。カードには 自分で出来ます。手伝わないでください。と書いてある。家族が書いたと思われる。不随意運動で自分では文字を書けないと思う。滑っては転び 立ち上がろうとしては転びなのに 何故 人の助けを借りないのだろうか。しばらく見守ろうとしたが あっちへ行ってくれという仕草をする。その場を離れたが 心配で 離れた所で しばらく見ていた。何人かの人が声をかけるが 同じ反応をしている。一人で生き抜いて行く強さを身に付けて欲しい家族の気持ちはわかるが 人の好意を受け入れることの大切さも教えてあげて欲しい。拒絶は良くないのではないだろうか。色々な嫌な思いの末かもしれないが 世間は冷たいだけではない。ずっと立てなかった彼は 結局あれからどうしたのだろう。一年経った今でも気になる。
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ハードルが高いと感じました
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僕は街中で困っている人に出会ったら、「お困りですか?なにか手伝えることはありますか」と声をかけるようにしています。そうしたら、大抵の場合、こうし...
僕は街中で困っている人に出会ったら、「お困りですか?なにか手伝えることはありますか」と声をかけるようにしています。そうしたら、大抵の場合、こうして欲しいと答えが返ってくるので適切なサポートができると思っています。
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