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群大と9遺族が合意…手術死の謝罪、再発防止で文書

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 群馬大学病院(前橋市)の手術死問題で、補償問題などについて病院側と交渉していた遺族会の9遺族が10日、謝罪や再発防止の約束を盛り込んだ文書を交わし、合意した。

 遺族代表は群馬県庁で記者会見し、「これで終わりではなく、より安全な病院に変わっていってほしい」と語った。

 9遺族が個々に交わした合意書には、それぞれの損害賠償に加え、病院側が組織や体制の不備、診療や説明の過失を認めて謝罪することが明記された。

 再発防止については、事故を教訓に二度と起きないよう最大限の努力を続けることを確約。「医療安全週間」を設けるほか、2人の遺族代表が委員を務める「患者参加型医療推進委員会」で、共に改革に取り組むこととした。

 合意成立で、遺族が病院や医師らへの民事提訴や刑事告訴といった責任追及をしないことも確認されたが、執刀医とその上司だった元教授は除外された。

 記者会見で、木村豊代表(49)は「発覚してからだいぶ時間がたって、やっと合意できた。まだやることはあるが、一段落つくことができた」と語った。小野里和孝代表(38)は「患者に寄り添った医療が提供される病院づくりを目指し、これからも頑張っていきたい」と決意を述べた。

 田村遵一病院長は「引き続き、安全・安心な医療を提供し、信頼される病院になるよう、改善・改革に取り組んでいく」とのコメントを出した。

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