文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

1件 のコメント

コメントを書く

全身医療と国民システムの中での高血圧問題

寺田次郎 六甲学院放射線科不名誉享受

続発性高血圧への適切な対応や高血圧薬を巡る不適切論文の問題を除いてもこの問題はひどく大事です。
血圧はあくまで一つのバロメーターであり血圧だけを見るべきではありません。

連続性で考えれば血管と神経は全身を絶え間なく繋いでおり最重要ですが他にも様々な繋がりがあります。
その時点での血管や関節その他、諸臓器の傷み具合を総合的に勘案する必要があります。
実はこういう科を統合した全身のケアをどの職種やチームが見ていくか、社会形成も含めて凄く難しい問題です。
一部の天才医師ではなく凡庸で真面目な医師のためにシステムは組まれるほうが中長期的に正しいからです。

そして、保険診療は今のところ投薬や手術のウエイトが大きいですが政治的問題を乗り越えてどうやって適切な検査やその評価に移し替えて救急や看取りの問題も含めて処理するか全国レベルでの課題でもあります。
建物の建て替えや遠隔診断インフラの整備と手術などのシステムの整理も勘案するとなると、医療以外の政治も絡んで医師会や専門医会の上層部だけでさえ意見がまとまらないと思います。
それで一部の科や施設の崩壊が負のスパイラルに入っているわけです。

地域の住民や政治家の方の理解と共に医療があるというのは事実でそういう啓発も含めて医療全体の処理を考えていく必要があります。

診察室や手術室の中だけが医療の舞台ではないですし、全ての地域住民は潜在的救急患者です。
運び込まれるまでの時間が数秒か数十年かの違いくらいです。

無駄かもしれませんが同じような内容で、先日のある研究会の演題に出させていただきました。

保険医療制度成立から日本社会も人々も大きく変わりましたが、
「特に高齢者の慢性的な病態における各部位の精査を含めてより大きな視野で医療システムを改変していくその中に高血圧の適正医療の問題がある。」
という認識が重要だと思います。

違反報告

記事へ戻る

コメントを書く

※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。

※個人情報は書き込まないでください。

必須(20字以内)
必須(20字以内)
必須 (800字以内)

編集方針について

投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、読売新聞オンライン、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。

コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。

次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。

  • ブログとの関係が認められない場合
  • 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合
  • 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合
  • 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合
  • 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合
  • 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合
  • 事実に反した情報を公開している場合
  • 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合
  • 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)
  • メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合
  • その他、編集スタッフが不適切と判断した場合

編集方針に同意する方のみ投稿ができます。

以上、あらかじめ、ご了承ください。