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群大手術死…遺族が安全委公開を要望「閉鎖的組織、脱却を」

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 手術死が続発した群馬大学病院(前橋市)が遺族を委員に迎えて医療安全に取り組もうと設けた「患者参加型医療推進委員会」について、遺族会は6日、会議の公開などを求める要望書を病院に提出した。遺族会は「病院改革をオープンにすることは再発防止のために必要」と訴えた。

 委員会の透明性確保を巡っては、遺族会の代表2人が6月の初会合に委員として出席し、会議や議事録の公開を強く要望した。病院はいったん前向きな意向を示したものの、報道関係者の傍聴を認めると、議論が 萎縮いしゅく するとして消極的な姿勢に転じた。

 このため、遺族会は2度目の要望書を提出した。〈1〉会議はマスメディアも含め公開〈2〉議事録全文をホームページに公開〈3〉病院への提言を少なくとも年1回提出し、病院長は対応状況を報告――などと求めた。

 この日、前橋市内で記者会見した木村豊代表(49)は「遺族の代表として責任を果たすためにも議論を広く知ってもらいたい」と説明した。小野里和孝代表(38)も「一連の事故では閉鎖的な組織の問題が明らかになった。委員会の公開はそれを脱することにつながる」と語った。

 第2回会合は9月にも開かれる可能性がある。同病院は「遺族会と十分協議をしながら対応したい」とのコメントを発表した。

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