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いきいき快適生活

介護・シニア

転びにくい靴 選ぶコツは?

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幅も重要 爪先に反り 底に緩やかな丸み

 元気に生活するのに欠かせない靴。高齢になれば体の機能も低下し、足に合わない靴を履いていると転倒する恐れもある。靴選びには注意が必要だ。ポイントを理解し、足に合った靴を選びたい。

転びにくい靴 選ぶコツは?

開口部が大きく開き、脱ぎ履きしやすい靴が人気だ(東京都台東区の「あゆみショップ浅草橋店」で)

 東京都台東区のケアシューズ専門店「あゆみショップ浅草橋店」には、シニアが履きやすいよう工夫された靴が並ぶ。

 脱ぎ履きがしやすいよう両側面に長めのファスナーが付いたタイプや、甲の部分を固定するベルトの長さを調節できるタイプなどから、ぴったりフィットする靴を選ぶことができる。

 ひもの代わりにダイヤルでワイヤを緩めたり締めたりする運動靴もある。ヒールの高い靴を履く機会が多かった女性に多い外反 母趾ぼし の痛みを軽減するため、親指の付け根付近にストレッチ素材を使用しているものも。

 靴は、爪先からかかとまでの長さに合わせて選ぶのが一般的だが、高齢者は足がむくむことが多いため、幅のサイズも重要になる。同店の小林千春さんは「長さと幅がぴったり合ったものを選ばないと、転倒する恐れもあります」と話す。

 様々なタイプの靴の中から、どのようにして選べばいいのか。

 一般社団法人足と靴と健康協議会(東京)の木村克敏事務局長は「高齢者が転倒すると、骨折して寝たきりになってしまうこともある。転びにくい靴を選んでください」と話す。

 足腰が弱ると、すり足のような歩き方になることから、重要なのが、爪先が地面に引っかからないことだ。爪先が反っていて地面から十分上がっているもの、先端に丸みがあり、前に突き出ていないものがよい。爪先の余裕は、歩いた時に足の指がぶつからない程度で、なるべく余裕が少ないものを選ぶ。靴底は適度に滑りにくいもの。あまりにも滑りにくいと地面に引っかかることがあるため避ける。

 靴底に緩やかに丸みがあり、足の指の付け根部分と接する踏みつけ部分がよくしなる(曲がる)と、地面を蹴りやすく、歩きやすい。

 かがんで脱ぎ履きするのが難しい人は、甲の部分を大きく開くことができるタイプを選ぶと楽だ。

 また、軽くて柔らかい靴が履きやすいとは限らない。足をしっかりと保護してくれる、パーツがしっかりした靴を選ぼう。靴底が柔らかすぎると、膝や腰のトラブルにつながることもある。

 こうした特徴は、店頭で実際に履いてみて確かめることが大切。どうしても本人が来店できない場合は、これまで履いていた靴を持って行くと、靴の様子からある程度合った靴を選択できることもあるという。木村さんは「足の大きさは左右で違うので、必ず両足を履いて確かめてほしい」と呼びかける。

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