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医療・健康・介護のコラム

[タレント・医師 西川史子さん](上)将来は「バレリーナ」と答えると、母は「お医者さんになるんでしょ!」 反発し、夜遊びした学生時代

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高校時代から朝帰り、大学ではディスコ通い

――ご両親に反発はしませんでしたか。

 高校時代からよく夜遊びをしていましたね。そのまま友だちの家に泊まって、翌日帰ったり。遅く帰るとかえってバレますから。大学の頃は、よくディスコに行きました。

 でも、父はそういうことには意外に厳しくなくて、「成績が良ければいい」といった感じ。だから、私も勉強はがんばっていました。母も、「若いときは若いときにしかできないことを」という考えの人で、うるさくはなかったんです。

――今は、医師であることをどう思っていますか。

 タレントの仕事をしながら、不定期ですけど、今も形成外科に勤務しています。どちらも、自分らしいと思っています。私がテレビに出るようになったのも、医師として「医療のことを、一般の人に分かりやすく伝える役割を担いたい」という思いからでした。

「今、接していないと」 父母が倒れて実感した存在の重さ

――ご両親は今もお元気ですか。

 はい。ですが、5年ほど前、父は脳梗塞、母は心筋梗塞で相次ぎ倒れました。都内の病院に入院したので、その頃は、仕事終わりに毎日病院に立ち寄る生活でした。

 回復して、父は今も白衣を着て仕事をしています。ただ、両親が大病をする経験をした後は、「今、接していないと、いつかは会えなくなってしまうんだな……」と考えるようになり、実家に帰る機会も多くなりましたね。

西川史子

にしかわ・あやこ
 1971年生まれ。相模原市出身。聖マリアンナ医大に在学中の96年、「ミス日本」のコンテストに出場し、フォトジェニック賞に選ばれる。同年、医師国家試験に合格。医師の仕事と並行し、バラエティー番組などで活躍。現在、TBS系「サンデージャポン」などにレギュラー出演している。

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