伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」
健康・ダイエット
ナスのツナみそ丼

こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。
今回は、電子レンジでできる丼物のご紹介です。
「お昼ご飯は1人なので、簡単に済ませている」という方が多いのではないでしょうか。特に、高齢になると、菓子パンだけ、ご飯と梅干しだけといったメニューは珍しくありません。
しかし、このようなメニューではエネルギーしか摂取できず、筋肉や血液のもとになるたんぱく質が不足します。たんぱく質が不足すると体力や免疫力も低下し、風邪や傷が治りにくくなってしまいます。
今回のレシピではツナと卵を使用することで、エネルギーとたんぱく質を同時に摂取することができます。
一品料理であっても、たんぱく質をとり入れることを忘れずに。
簡単にたんぱく質がとり入れられるように、ツナ缶や焼き鳥缶、チーズなどを買い置きしておくとよいですね。
今回のツナみそは、常備菜として作り置きしておけば、おかゆや豆腐などのトッピングにも使えます。
[作り方]

(1) ナスはへたを除き、皮をむいて、小さめの一口大に切り、水にさらしておく。
(2) 耐熱の器に(1)のナスを水気を切って入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ(500W)で2分加熱して、1度取り出しておく。
(3) 軽く油を切ったツナ、(A)の調味料をよく混ぜ合わせる。(2)のナスの上にのせ、さらに電子レンジ(500W)で2~3分加熱する。
(4) 電子レンジから取り出し、ナスとツナみそをよく混ぜ合わせる。
(5) 茶わんにご飯を盛り、(4)の具をのせ、温泉卵をトッピングする。
※大葉は飾りです。食べる機能に応じて除きましょう。
※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。
(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)