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Q 要介護認定を受けるポイントは?

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Q 要介護認定を受けるポイントは?

A 普段の様子伝え正確な判定

 高齢で体が弱ったり、病気やケガをしたりして生活が不便になったら――。「要介護認定」を受け、介護が必要とされれば、訪問介護やデイサービスなど、介護保険サービスを利用できるようになります。

 要介護度は、その人に介護がどれくらい必要かを示したもので、程度の軽い方から「要支援1、2」と「要介護1~5」の7段階です。どんな介護サービスをどれだけ利用できるかは、要介護度で変わります。

  ■市区町村の担当者が聞き取り

 要介護認定を受けるには、まず、市区町村に申請します。申請すると、担当者が調査のために自宅を訪問します。調査の内容は、「一人でズボンなどの脱ぎ着ができるか」「直前に何をしていたか思い出せるか」など、身体や認知機能に関する74項目で、本人から聞き取ったり、実際にやってもらったりして確認します。

 この調査結果と、かかりつけの医師の意見書をもとに、医療や福祉の専門家が話し合い、要介護度が決まります。申請してから認定まで、30日程度かかります。認定を受けるまでは原則、介護サービスが使えないため、注意が必要です。

 認定を受ける際のポイントは何でしょうか。東京都武蔵野市で認定業務を担当する市高齢者支援課の福山和彦係長は、「家族が同席し、普段の様子をなるべく正確に教えてほしい」と話します。普段、一人ではできていないことでも、本人が、恥ずかしさから「できる」と答えてしまったり、認知症で正確に受け答えができなかったりする場合もあるからです。日常の様子や、生活のなかで気がかりなことなどをメモにまとめておくとスムーズです。

  ■認定後も更新が必要

 認定を受けた後は、原則半年、最長でも3年ごとに認定の更新が必要です。更新時期以外でも、申請すれば、再度調査・判定を行い、要介護度の区分を変更することも可能です。

 大田区の介護事業所「カラーズ」の社長でケアマネジャーの田尻久美子さんは「本人の状態に変化があったり、介護していて不安な点があったりしたら、気軽に相談してほしい」と話しています。

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