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ゲノム編集、DNA断片を組み込まない手法は法規制対象外に…環境省が新方針

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 環境省は11日、遺伝子を効率よく改変できる「ゲノム編集」技術のうち、DNAの断片を新たに細胞に組み込まない場合は、遺伝子組み換え生物を規制するカルタヘナ法の対象としない方針を示した。同日開かれた中央環境審議会の専門委員会に提示し、了承された。

 ただし、規制対象にならない場合もゲノム編集技術で作られたかどうかを確認する手段は必要だとの意見もあり、専門家による検討会で今秋をめどに議論する。

 国内では現在、細胞にDNA断片を組み込む「遺伝子組み換え生物」の流通や栽培などを行う際には、国への届け出や承認を必要としている。だが、ゲノム編集技術の場合、外部からDNAを組み込む方法のほか、本来のDNAを欠損させるなどの変異を起こす手法があり、後者は同法の規制対象にはならない見通し。国は年度内に規制範囲を整理し、企業や研究機関の利用を促したい考えだ。

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