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「理想の子どもは2人以上」減少、初めて7割切る…公益財団法人調査

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 子育て世代の4分の3で「2人目の壁」を感じ、理想の子どもの数も減少――。少子化問題の解消を目指す公益財団法人「1more Baby応援団」が、こんな調査結果をまとめた。子どもを産み育てやすい環境が整わない日本の実情が浮き彫りになった。

 調査は今年4月、結婚14年以下の男女2948人に、出産や子育て環境についてインターネットで聞いた。

 それによると「2人目の壁が存在する」と答えたのは74・3%で、同法人が初めて調査した2013年から6年連続で70%を超えた。また、理想の子どもの数を「2人以上」と回答したのは69・9%で初めて7割を切った。

 2人目以降の出産をためらう「2人目の壁」をなぜ感じるのかと尋ねると、「経済的な理由」が84%、「1人目の子育てで手いっぱい」が49・1%、「育児ストレスなど心理的な理由」が45%と続いた。

 働く環境については「良い方向に変わっていない」と答えたのが69・4%だった。その一方で、子育てのために「今は残業代が必要」と65%が回答した。

 未婚の男女987人に対しても調査。30歳代前半の女性の出産希望年齢は当初、平均34・1歳。ただ、年齢を重ねるほど妊娠・出産がしにくくなることを伝えたうえで改めて聞くと、31・7歳と2・4歳下がった。

 同法人の秋山開・専任理事は「女性が希望するキャリアプランとライフプランを実現できる制度と風土が必要」と話す。

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