ウェルネスとーく
医療・健康・介護のコラム
[タレント・女優 岡田結実さん](上)忙しくても8時間睡眠 寝ないとバラエティーで面白いこと言えません
今やお茶の間の人気者となった岡田さんですが、まだ現役の高校生。バラエティー番組もドラマも、一つ一つの経験が社会勉強でもあります。そんな18歳の等身大の姿に迫り、父・岡田圭右さんとの関係についてもお聞きしました。(聞き手・梅崎正直、撮影・萩本朋子)
22歳の看護師役に挑戦
――初めて3か月間の連続ドラマに出演されます。どんな役ですか。
7月から始まる窪田正孝さん主演のドラマなんですけど、私は川口春奈さん演じる「ゆり子」の後輩看護師の役です。22歳の設定なので、実際よりも4歳年上の女性を演じます。22歳の女性ってどうなんだろうと、最近はSNSでその年代の人の日記を探しています。大学を出て社会人になったばかりの人たちの書いたものを読むと、会社への不満があったり、それでいて毎日を楽しんでいたり。大人だけど、幼い部分もある。
看護師さんの日記も読んでいます。病院ではいつも胸ポケットにペンを差しているので、私服の時も思わず胸からペンを出そうとしてしまう、なんて「看護師あるある」があって、面白いんです。そんな、あるあるを30個は見つけました。
小4で骨折 出会った看護師さんが天使に見えた
――それがドラマに出てくるかも……と思うと、見るのが楽しみになります。私生活で看護師さんと接した経験は?
小学4年生のときに骨折したんです。家で、父とお馬さんごっこをしていて、落っこちて。右ひじからボキッと音がしました。私は痛くて号泣。父は慌てて「救急車を呼ぼう」と。
救急車は呼ばず、深夜に父の運転で病院に行きました。そこで、出会った看護師のお姉さんがとても優しかった。天使に見えました。
私は、痛がるともっと痛い処置をされるんじゃないかと警戒していたから、「痛くない」と言ってソファで飛び跳ねていました。20代くらいの看護師さんは、「痛いけど元気なのね」と穏やかに話しかけてくれて、すごく安心しました。そのとき「癒やし」という言葉を初めて知ったくらいです。
それが人生で一番痛かった経験で、ほかはあまり看護師さんのお世話になったことがないですね。健康優良児なんです。
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