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東京の花粉観測量、10年平均比較で2.7倍…山林放置が原因か

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 東京都内のスギとヒノキの花粉観測量を10年平均で比べた場合、2002~11年は1985~94年の2.7倍になるとの調査結果を、耳鼻咽喉科の医師らでつくるNPO法人「花粉情報協会」がまとめた。安価な外国産木材の輸入が増え、花粉を出す国内のスギやヒノキが伐採されずに放置されたことが原因とみられる。

 調査は東京・品川を観測地点とし、屋外に置いたスライドガラスで1平方センチ・メートル当たりの花粉数を毎日、計測。花粉の量は各年の気象条件に左右されるため、10年平均で傾向をみた。

 その結果、85~94年は平均1859個だが、02~11年は4949個と2.7倍に増加していた。

 耳鼻咽喉科医の今井透理事長は、「戦後、植林されたスギやヒノキは成長すると花粉を出す。花粉を出さない新しい品種への植え替えを進める必要がある」と話している。

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