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茂木健一郎の脳とともに走る

医療・健康・介護のコラム

「アジサイの哲学」に気づくには

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 私は、普段でも、旅をしているときでも、ごくありふれた街の中を走るのが好きです。  「旅ラン」においても、名所旧跡や景色の良いところを走るよりも、普通の裏通りを走る方が好きです。その方が、よほど良い「観光」になるような気がするのです。風土や生活が「点」ではなく、「線」や「面」で伝わってくるのです。  走るということは、つまり、歩くことをいわば「早回し」でやることで、それだけ広い範囲をカバーできます…

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茂木 健一郎(もぎ けんいちろう)

 脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。1962年、東京生まれ。東大大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。クオリア(感覚の持つ質感)をキーワードに脳と心を研究。最先端の科学知識をテレビや講演活動でわかりやすく解説している。主な著書に「脳の中の人生」(中公新書ラクレ)、「脳とクオリア」(日経サイエンス社)、「脳内現象」(NHK出版)、「ひらめき脳」(新潮社)など。近著に、「成功脳と失敗脳」(総合法令出版)。

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