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母乳育児の経済効果、粉ミルクと比べて検証…参加母子1万組を募集

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 母乳育児による経済効果に関する大規模研究を昭和大などが始めた。母乳は免疫物質を含み、様々な病気を防ぐほか、ミルク代が不要で家計にも優しいといわれてきたが、実際はどうなのか。子どもの医療費や関連する支出の違いを粉ミルクと比べて確かめる。

 今回の研究は、同大とNPO法人「子育て&母乳育児を支援する会(KOTOCLO)」が共同で行う。産婦人科などを通じて妊婦に協力を呼びかけ、母子約1万組の登録を目指す。

 協力者には、産後1年まで月1回のアンケートが届く。母乳か粉ミルクか、両方を使う混合かなど栄養法や、医療機関の受診状況、粉ミルクや哺乳瓶、搾乳器の購入費用、母乳の出を良くするためのマッサージ費用など関連支出を答える。

 海外では母乳の経済効果が注目され、母乳で育てやすい環境作りなどの政策の根拠になっている。研究責任者で同大小児科教授の水野克己さんは「医療費の抑制が課題になっている日本でも、しっかり検証する必要がある。一人でも多くのお母さんに協力してもらいたい」と話している。

 研究の概要や参加登録は同法人のホームページ(https://www.kotoclo.com/)で確認できる。

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