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歯学と栄養学、コラボで実習…東京歯科大と大妻女子大が協定

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歯学と栄養学、コラボで実習…東京歯科大と大妻女子大が協定

嚥下障害の訪問診療を続ける大久保さん(左端)。協定で高齢者の食事の改善も期待できるという(川崎市のグループホームで)

 東京歯科大と大妻女子大は22日、歯学、栄養学の教員を互いに講義に派遣したり、歯科医と管理栄養士の卵が病院や患者宅での実習に一緒に取り組んだりするための協定を結んだ。食べ物をうまくのみ込めない「 嚥下えんげ 障害」の高齢者が増える中、食べやすく栄養価の高い食事づくりを担う栄養学と、かむ力やのみこむ力をケアする歯学が連携して長寿社会を支える。

 嚥下障害は加齢や脳疾患などで起こり、のみ込めない飲食物が肺に入り「 誤嚥ごえん 性肺炎」にかかって亡くなる危険性もある。ただ、歯科医と管理栄養士の連携は十分とは言えず、東京歯科大の歯科医、大久保真衣さんは「訪問診療のチームに管理栄養士さんが入ってくれたら心強い。料理の仕方も含めて、日頃の食事について専門的にアドバイスしてもらえる」と話す。

 この日の調印式で、東京歯科大の井出吉信学長は「栄養学も理解できる歯科医を育てたい」、大妻女子大の伊藤正直学長は「管理栄養士を目指す学生の病院実習にもご協力いただければ大変うれしい」と、連携の必要性を強調した。

 両大学の協定は読売教育ネットワーク事務局の仲介で実現した。将来的には、高齢者がのみ込みやすい食事の開発も目指すという。

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