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漫画家 柴門ふみさん

一病息災

[漫画家 柴門ふみさん]乳がん(1)50歳から毎年検診

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 数々の恋愛ドラマを描いてきた。1988年から雑誌に連載された「東京ラブストーリー」は、鈴木保奈美、織田裕二主演でドラマ化され、大ヒットした。

[漫画家 柴門ふみさん]乳がん(1)50歳から毎年検診

 そんな恋愛の教祖が乳がんと診断されたきっかけは、自治体の無料検診だった。2007年、当時住んでいた東京都練馬区から案内が届いた。50歳になった節目の年。「念のため」と気軽に受診した。

 後日、検診結果を聞くために病院を訪れると、窓口の女性の表情が暗い感じがした。封筒を渡され家で開いた。「再検査を要する」。知人の医師に事情を伝えると、乳腺専門の病院を紹介してくれた。

 3歳上の姉も40歳代で乳がんになったが、今も元気だ。だが落ち着かなかった。がんのステージ(進行度)、治療方法、再発の確率……。インターネットで乳がんを調べても調べても、「助かるのかしら」という不安は消えなかった。

 再検査後、医師から「様子を見ましょう」と言われた。マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)で右胸に白い影が映ったが、触診や超音波検査では異常が見つからなかった。翌年の検診でも、影はあったが問題は見つからなかった。「万歳!」。医師は、原因がはっきりせず納得できないようだったがホッとした。

 その後も年1回の検診を続けた。「私はがんにならない」という気さえしていた。病院通いが面倒になってきた10年の検診で、がんが見つかった。

  漫画家 柴門ふみさん(61)

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