文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

1件 のコメント

コメントを書く

外国人との診療会話の構造問題と解決策

寺田次郎 六甲学院放射線科不名誉享受

以前のアルバイト先が、外国人の居住している地区だったので、多少は診療しました。
ただ、僕の英語力の限界だけでなく、相手の英語の習熟度もまちまちなら、医学に対する基礎知識の習熟度もまちまちなので、なかなかに考えさせられた記憶があります。
これは日本人同士の会話でも同じで、意識の差や言葉の差を考えながら、現実的な説明と遂行のフェーズをイメージする必要があります。

同じ人間と言っても、食生活も違いますし、言い換えれば、腸内細菌なんかも違うでしょうから、同じ症状でも処方する薬は工夫しないといけないでしょう。
相手が短期滞在か否かでもやり方は変わります。
とか偉そうに書いていますけど、そこまで英会話が上手ではないですから、聴き直しや言い直しも大事になります。

オリンピックに向けて、典型的なフレーズに関しては、定型文なんかも推進が進むでしょうか?
実は画像診断がキーになるのではないかと考えています。
言葉は違えど、疾患の画像はほぼ共通ですから、診断を絞り込んだうえで、各国語のテンプレートや各国のテレビ電話を使うことは有用でしょう。
医療通訳も期待はされていますが、コンピュータソフトの発展も含めて、様々な国際医療の形が考えられます。
また、実際問題、英語が苦手な外国人は山ほどいるわけで、そういう人にどういう医療を提供できるか、考えると面白いですね。
スペイン語やドイツ語もある程度覚えたら、有名スポーツ選手の医療通訳とかなれるでしょうか?
彼らの家族の緊急対応なんかも大事なことですから。

違反報告

記事へ戻る

コメントを書く

※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。

※個人情報は書き込まないでください。

必須(20字以内)
必須(20字以内)
必須 (800字以内)

編集方針について

投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、読売新聞オンライン、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。

コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。

次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。

  • ブログとの関係が認められない場合
  • 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合
  • 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合
  • 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合
  • 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合
  • 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合
  • 事実に反した情報を公開している場合
  • 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合
  • 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)
  • メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合
  • その他、編集スタッフが不適切と判断した場合

編集方針に同意する方のみ投稿ができます。

以上、あらかじめ、ご了承ください。