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医療ルネサンス

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見えない病気(3)見守る存在 就労の支え

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見えない病気(3)見守る存在 就労の支え

高橋さん(右)に近況を報告する高田さん(4月21日、横浜市内で)

 心の病に加え、腹痛や下痢などが続く腸の難病「クローン病」も抱える神奈川県藤沢市の高田考平さん(33)。就労移行支援事業所「 LITALICOりたりこ ワークス横浜東口」を利用し、都内の人材派遣会社に就職して1年が過ぎた。

 ラッシュを避け、出社は午前10時。席はトイレの近くにしてもらい、体調が悪い時は個室で横になる。職場の先輩も「困ったことがあったら言いなよ」と支えてくれる。高田さんは「やりがいを感じながら安心して働ける」と感謝する。

 中学生の頃から人と話すのが苦手で2016年春、「社交不安症」と診断された。人と交流する際、過度な恐怖や不安を感じ、生活にも支障が出る病だ。

 会話で的外れな返事をしていないかと考えると、緊張して体調が悪くなる。大学院修了後に就職したIT企業では、上司や同僚たちとうまく話せず、毎日のように就業中に吐くほどストレスがあった。「続けていくのは難しいね」と上司に言われ、3か月で退職。その後の約3年間は短期アルバイトが主な収入源となった。

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