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入院で必要な費用は?

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2方式で細かな規定

入院で必要な費用は?

 入院費の計算方法は、大きく分けて「出来高払い」と「包括払い」に分かれます。

 出来高払いでは、ベッド代など基本的な入院料に加え、検査や投薬、注射など医療行為にかかる費用を一つ一つ足し合わせて算出します。

 一方、包括払いでは、診断された病気の治療ごとに医療費が決められています。一般的な検査や投薬などは、この中に含まれます。ただ、手術や麻酔、内視鏡検査などは、包括方式を採用していても出来高で加算されます。

 現在、一般病院は全国に約7300病院ありますが、このうち急性期の病院を中心に、約1730病院が包括払いを導入しています。

 入院費のベースとなる入院基本料も、看護師が受けもつ入院患者数や重症患者の割合などで細かく規定されています。同じ病院の中でも、病棟の役割が異なれば基本料も変わります。基本料には、布団や枕などの寝具、適切な看護の費用などが含まれています。パジャマなどは自分で用意することになりますが、借りる場合はレンタル代がかかります。

 入院時の食事は、食事療養費として定められています。一般的に1食640円で、患者負担は460円。糖尿病管理の特別食や流動食などは、値段が異なります。

 広さや設備が充実している個室などの病室を使う場合は、差額ベッド代を支払います。原則として、患者が希望して使う場合にのみ必要です。

 また、病院はホテルのようにチェックインやチェックアウトの時間はありません。入院日数はカレンダー通りに数えられ、午前0時を過ぎると新しい1日になります。

 全日本病院協会医療保険診療報酬委員の福井聡さんは「入院費用は患者ごと、病院ごと、病棟ごとに細かく異なるため、一般の方には分かりにくいと思います。不明点があれば、病院の担当窓口に問い合わせてください」と話しています。

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