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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

もっと知りたい認知症

チキン南蛮風

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は家庭によくある食材を使ってできる、軟らかくかみ切りやすい肉の揚げ物をご紹介します。

 からりと揚った空揚げを前歯でひとかみした時のおいしさは格別ですが、かむ力が低下した方や、義歯の方には前歯でのひとかみが難しい場合があります。また、フライなどのサクサクした衣は、口の中でばらけてのみ込みにくさにつながります。

 しかし、肉や油を使った料理は、少量でも体に必要なたんぱく質やエネルギーを取り入れることができるため、食が細くなりがちな高齢の方のメニューに加えてほしいものです。

 このレシピでは、ひき肉に、蒸したジャガイモを混ぜることでムース状ではない、それでいてさっくりと切れるくらいの硬さに仕上がり、また、揚げた後に汁に浸すため、しっとりと食べやすくなります。

 小麦粉、卵、パン粉をつけて、チキンカツ風にもアレンジが可能です。パン粉を使用する時には目の細かいものの方がより食べやすいでしょう。

 避けてしまいがちなお肉や揚げ物。週に一度くらいは食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

[作り方]

(1) ジャガイモは洗って皮ごとラップに包み500Wの電子レンジで約5分加熱する(ジャガイモの大きさによって異なるので、串がすっと通るようになるまで加熱する)。熱いうちに皮をむき粗く潰しておく。卵は溶きほぐして2等分しておく(タネ用、衣用)

(2) フードプロセッサーに粗熱をとった(1)のジャガイモ、鶏ひき肉、卵、塩、片栗粉を入れて滑らかにする。

(3) 手に油をつけて、(2)のタネを2等分し、1cm厚さの鶏肉の切り身のように形を整える。小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせて、160度の油できつね色になるまで揚げて油を切る。

(4) 小鍋に(A)の材料を混ぜ合わせよく溶かす。油を切った(3)の鶏肉を入れて漬け込む。

(5) (B)を混ぜ合わせてソースを作り、食べやすく切って盛り付けた鶏肉にかける。

 ※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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