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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

もっと知りたい認知症

そうめんサラダ

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回はそうめんを使ったサラダのご紹介です。

 このレシピを考えたきっかけは、施設勤務の時に、春雨サラダが食べにくくなった利用者の方には何を提供しようかと考えたことでした。

 春雨はコシが強く、長い時間ゆでても軟らかくなりにくい食材です。また、かんでもなかなかひとつのまとまり(食塊)にならずのみ込みにくく、かといって、春雨を細かく切ってしまうと、バラバラのまま喉に送られ、むせにつながることもあります。

 そこで同じような細長い麺のような形状で食べやすいものを考えた時に、そうめんやひやむぎなどの乾麺は、ゆでた後のふやかす時間によって軟らかく食べやすくなり、麺の表面に残ったでんぷんが口の中でのまとまりを助ける「つなぎ」にもなることに気付きました。

 麺類のように長いものを食べやすくするためには、すすらずに食べられるよう、箸でつかめる長さにカットすることもポイントの一つです。

 このレシピで外せない介護食づくりのポイントを挙げます。

・そうめんを4等分に折り、既定の時間よりも長い時間ゆで、そのあと放置してふやかすこと(かみやすさ、まとまりやすさ)。

・ゴマ油を入れた中華風の味付けをすること(まとまりやすさ、食欲増進の風味、エネルギーアップ)。

 家族みんなのおかずにするためには、介護食分だけを残して、他は規定時間でゆで上げるだけ。コシのあるそうめんサラダの出来上がりです。

[作り方]

(1) そうめんは4等分に折り、袋の表示通りにゆで始める。規定時間ゆでた後、鍋に入れたまま蓋をして、8~10分程度ふやかす。

(2) 卵は割りほぐし、薄焼き卵にして細く切る(錦糸卵)。カニカマボコは2等分に切り、ほぐしておく。

(3) (1)のそうめんを水でよく洗い、水気を切る。

(4) (A)の調味料をよく混ぜ合わせ、水気を切ったそうめん、(2)の具材とをさっくりとあえる。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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