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コラム

[谷真海さん]スポーツで夢 伝えたい

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[谷真海さん]スポーツで夢 伝えたい

撮影・奥西義和

 2020年の東京五輪・パラリンピックまで、あと約2年となりました。東京への誘致活動をしていた頃は、自分が出場するかどうかは、あまり意識していませんでした。でも、結婚し、2015年に長男を出産後、競技への思いも少し変わりました。

 長く続けてきた走り幅跳びを卒業し、現在は東京パラリンピックに、トライアスロンでの出場を目指し、水泳、自転車、マラソンの練習に励んでいます。

 瞬発力が必要な走り幅跳びより、持久力が求められるトライアスロンの方が、自分のペースで長く続けられると考えたからです。ただ、義足の右脚や腰に負担がかかります。義足との接続部分に痛みが出ないよう気をつけて少しずつ距離を伸ばし、この冬、ようやく1時間続けて走れるようになりました。

 障害があってもスポーツができる。子育てをしながらでも、年齢を重ねても、スポーツを楽しみ、スポーツを通じて夢を持つことができると強く感じました。それを伝えるのが、私の役目だと今は思っています。

 現在3歳の息子はやんちゃ盛り。子育てと仕事、トレーニングの三つをこなすのはなかなか大変ですが、毎日午前5時に起きて練習を始めます。

 私の姿を見て、息子はもちろんですが、多くの人の夢の持ち方、描き方に良い影響を与えられたらと願っています。(大広悠子)

 ◇ たに・まみ  パラリンピックに2004年から3大会連続で出場。旧姓・佐藤。1982年、宮城県気仙沼市生まれ、サントリー勤務。早稲田大在学中に骨肉腫で右脚のひざから下を切断した。

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