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インフル流行前に医療従事者らに予防接種するワクチン、「型」変更…厚労省方針

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 新型インフルエンザの流行前に、医療従事者など特定の人に予防接種する「プレパンデミックワクチン」について、厚生労働省の専門家委員会は、備蓄するワクチンのタイプを変更する方針を決めた。変更は、2006年度に備蓄を始めて以来初めて。

 これまでは、世界各地で人への感染が確認され、流行の可能性が高いとされた鳥インフルエンザ「H5N1型」のウイルスをもとに製造され、備蓄されてきた。

 しかし、13年以降、中国を中心にH7N9型の感染報告が1500人を超え、死者数も613人に上ることから、H7N9型の流行に備えられるようワクチンのタイプを変更することにした。

 国は常に1000万人分のプレパンデミックワクチン備蓄が目標だが、そのうち900万人のワクチンが19年度中に有効期限切れとなるため、同年度以降の備蓄について議論した。

 また、プレパンデミックワクチンの備蓄そのものの必要性についても今後、検討するという。備蓄している型のウイルスが流行するとは限らないうえ、ワクチンの製造方法も、鶏卵を使わない「細胞培養法」が確立され、製造のスピードが速まっていることが背景にある。

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