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群大病院、「特定機能」再申請へ…遺族参加型の安全推進委を設置し

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 群馬大学病院の手術死問題で、特定機能病院の承認が取り消されている同病院が、再申請に向けて準備していることが29日、わかった。それに当たり、患者参加型で医療安全を推進する委員会を新たに設置し、遺族が委員に就任する予定であることもわかった。

 特定機能病院は、高度な医療を担う大学病院などが厚生労働省に承認され、診療報酬の優遇が受けられる。一連の問題を教訓に、医療安全に関する承認条件が厳格化された。群馬大病院は2015年6月に承認を取り消されて以来、今回が初の申請で、再承認には医療安全対策の強化が欠かせない。

 同病院は、6月18~22日には、昨年に続き「医療安全週間」を予定しており、講演会などを開くが、今回初めて遺族による講演も検討している。このほか、別の医療事故で家族を亡くした識者を招いた職員向け研修も行うという。

 遺族会代表の一人で、委員就任などを打診されたという30歳代男性は「患者参加による医療を推進する委員会に、患者に近い立場の人間が入るのは意義あることだと思う。ぜひ参加して、群馬の医療再生のお役に立ちたい」と話している。

 同病院を巡っては、肝臓の 腹腔鏡ふくくうきょう 手術を受けた患者8人の死亡が続発したほか、開腹手術でも死亡が相次いでいたことが14年に発覚している。

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