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一病息災

[兄弟フォークデュオ ビリー・バンバン]脳出血・大腸がん(2)左半身まひ 命と声残る

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 兄の孝さんは2014年7月10日未明、東京都内の実家のトイレで倒れた。母・キヨ子さんの介護で来ていた。起きあがろうにも脚に力が入らない。異変に気付いたキヨ子さんが進さんに電話し、救急車で病院に運ばれた。

[兄弟フォークデュオ ビリー・バンバン]脳出血・大腸がん(2)左半身まひ 命と声残る

「健康へのこだわりがストレスになっていた」と振り返る孝さん

 脳の奥にある視床の右側から出血し、集中治療室で血圧を下げる薬の点滴を受けた。入院は1か月以上に及び、左半身にまひが残った。自力では立てず車いす生活になった。左手は丸まったまま。「手のひらは思うように広がらないし、悔しいよね」と右手でさする。

 父親の善助さんが脳 梗塞こうそく を患ったこともあり、倒れる前の孝さんは健康には特に注意してきた。

 走るのが好きで、デビュー前の20歳代からランニングを日課にしていた。コンサートで訪れた先や海外旅行中でも約40分は走った。たばこは一度も口にしたことはない。60歳になると、塩分摂取を控えるため、しょうゆを使わないようになった。すしは、酢につけて食べた。「こだわりがかえってストレスになっていた。年をとれば病気はやってくるのに余裕がなかった」。倒れてからナトリウム不足が判明し、逆に塩をご飯にかけて食べるようになった。

 厚生労働省によると、16年の脳内出血による死亡率は25・6%。「4人に1人が亡くなる中で、3人の方に入れただけでもありがたい」。もう一つの幸運は、声が残ったこと。「口を動かすリハビリをして、今は歌えてお客さんとも話せる」と語る。

  兄弟フォークデュオ ビリー・バンバン

  菅原孝さん(73)脳出血

    進さん(70)大腸がん

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