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機械と採算と医療レベルや地方人口への影響

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

整形外科学会に来ています。
ダビンチではなく、骨切りのオートメーションのロボットが出ています。
職人の仕事であった整形外科医にも機械化の波が押し寄せているということですね。
それ以外にも様々な検査や治療、手術のデバイスが沢山出ています。

こういった、高度機器を用いた医療というのは、先進国の医療水準の高さという国力維持の方策でありながら、一方で、不動産価格も含めて、医療機関の採算を逼迫しています。
患者さんのための仕事とはいえ、医師も雲や霞を喰って生きているわけではありません。
逆に、全てがお金持ちの道楽の崇高な奉仕業務になっては、優秀な人材がそろわないでしょう。
地方人口の偏りの原因として医療レベルや医療採算の偏りは確かにあって、そこをどう調整するか、行政による現実的な介入も問われます。

また、全ての医師がロボット医療と旧来の医療の両方に精通するというのは難しい部分もあって、そういうのをチームとしてどういう風に構築していくのか、血管内治療と外科治療なんかもそうですが、より多くの患者さんやメディカルスタッフの理解も含めて、適性な方向に向かっていけばと思います。

機械は目や手が不器用な医師のレベルや雑な仕事のレベルをすぐに追い抜きます。
しかし、対立因子としてではなく、補助因子として配置することを念頭に置けば余計な衝突も減るとは思います。

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