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世界初の体外受精児女性、40歳を前に日本で講演

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世界初の体外受精児女性、40歳を前に日本で講演

講演するルイーズ・ブラウンさん(東京都港区で)

 世界初の体外受精児として生まれた英国人女性のルイーズ・ブラウンさん(39)が20日、東京都港区の六本木ヒルズで講演した。40歳を迎えるのを前に、日本に招かれた。

 ルイーズさんは、不妊治療に取り組む医師や看護師ら約400人を前にした講演で「父も母もただ赤ちゃんが欲しかっただけ。世界を変えようなんて考えていなかった」と語った。

 ルイーズさんは1978年7月25日生まれ。ルイーズさんの母親は、卵管が原因の不妊で自然妊娠は難しく、当時は成功例がなかった体外受精技術を使うことを決意した。ルイーズさんが生まれると、「試験管ベビー誕生」などと世界で報道され、議論を巻き起こしたが、自宅には祝福の手紙が多く寄せられたという。

 その後、体外受精は普及し、日本で生まれた子供は48万2627人(2015年末時点)、世界では約700万人に上る。ルイーズさんは「私の誕生が、多くの体外受精児が生まれていく始まりになったと思うと本当に驚く」と話した。

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