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遺伝性乳がん予防切除、学会は「強く推奨」…アンジーのケースは「弱く推奨」

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 遺伝性の乳がん患者について、日本乳 がん 学会は16日、がんになっていない側の乳房の予防切除を「強く推奨する」と診療指針を改訂すると発表した。米国の人気女優、アンジェリーナ・ジョリーさんのように未発症での両乳房の切除については、本人の意思に基づき「弱く推奨する」にとどまった。

 改訂は3年ぶり。現在の指針では、遺伝性乳がんの患者について、がんになっていない側の乳房を予防のために切除することは「検討してもよい」としていたが、推奨度を引き上げた。患者が希望し、カウンセリングの体制が整っていることなどが条件だ。

 乳房の予防切除は、母を卵巣がん、叔母を乳がんで亡くしたジョリーさんが、未発症の時点で両側の乳房と卵管・卵巣を切除したと公表し、日本でも関心が高まった。ただ、未発症の予防切除は、発症リスクを低減する効果は明らかになっているが、生存率への効果は明確になっていない。そのため、今回は強い推奨には至らなかった。

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