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手のトラブル(3)ばね指 直角に曲げる体操

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手のトラブル(3)ばね指 直角に曲げる体操

角材を握る体操をしている藤掛さんの手。腱鞘炎の起きている指の付け根の関節を直角に近い角度にする

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 右手の中指と薬指が「ぎごってる」。昨年暮れごろ、千葉県旭市の藤掛冨美子さん(73)は、夫の勇一さん(74)に違和感を伝えた。

 「ぎごる」とは夫妻の出身地、北関東の方言で「ぎくしゃくする」という意味。引き戸が引っかかって動かない時などに使うという。2本の指はまさに、伸ばそうとすると指の付け根に引っかかる感じがした。

 特に朝起きた時に症状が強かった。握った状態から2本の指が自力で開けない。左手で引っ張って伸ばすが、その瞬間、指がはじける感じもした。

 定期的に通っていた地元の医療機関で、千葉大学病院から来ている整形外科医、山崎厚郎さんに「ばね指です」と言われた。 腱鞘けんしょう 炎の一種だという。

 指を動かす腱は、指や手のひらの関節付近で腱鞘というトンネル状の組織の中を通っている。その腱と腱鞘がこすれて炎症が起こると腫れや痛みが出る。腱や腱鞘の腫れが強まると引っかかり感が強くなる。

 手指の使いすぎも影響するが、妊娠中や中高年の女性に多く、ホルモンバランスの変化に伴うむくみも影響すると考えられている。糖尿病患者にも多い。

 治療は、炎症を鎮める注射をしたり、安静にして回復を待ったりすることが多いが、比較的痛みが軽かった藤掛さんに対し、山崎さんは「簡単な体操をしてみませんか」と提案した。

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