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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

はんぺんと電子レンジでお手軽かぶら蒸し

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 「かぶら蒸し」は元々、京都の「おばんざい」の一つで、白身魚などにすりおろした かぶら と泡立てた卵白を混ぜたものをのせて蒸し、だし汁のあんをかけた和食料理です。具材には、タイ、タラ、エビなどの淡白な魚介類を使うことが多く、ふんわりとやさしい口当たりが特徴です。

 きょうは、卵白を泡立てず、はんぺんをつなぎにして電子レンジで作るお手軽な「かぶら蒸し」をご紹介します。かむ力が低下した方にもおいしく食べていただける一品です。あっさりしているので、胃腸の調子が悪い時や、食欲のない時にもお薦めです。レシピでは、卵白の残りの卵黄を使った卵あんをかけましたが、軟らかくしたニンジンやタマネギなどを入れたしょうゆ味の野菜あんかけなどでもおいしくいただけます。

 カブの旬は3~5月の春と10~11月の秋。生食だけでなく、煮物にしても、胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防する食材とされ、昔から重宝されてきた野菜です。

 また、具材にエビやキノコなどかみごたえのある食材を入れるとボリュームのあるおかずにもなりますよ。

[作り方]

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 (1)カブは皮をむき、すりおろして軽く水気を切る。はんぺんはボウルやポリ袋の中で細かくつぶす。

 (2)すりおろしたカブにはんぺん、卵白、片栗粉を入れてよく混ぜる(フードプロセッサーやミキサーを使ってもよい)。

 (3)ラップにのせて、茶巾のように結び、1個につき電子レンジ(500w)で2~3分加熱する。

 (4)卵あん作り。(A)の材料を鍋に入れて煮立たせた後、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。そこに溶きほぐした卵黄を流し入れて軽く沸騰させる。

 (5)(3)の蒸しあがったカブに卵あんをかけて出来上がり。飾りでミツバを添える(かむ、のみ込む機能に応じて除いても可)

 ※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は複合サービスセンター内のクリニックに勤務。高齢になって、かむ、飲み込む力が低下した方にも、刻むだけではない、食べやすくおいしい食事作りを提案している。栄養士、調理師向けに市販の介護食材を使ったアレンジメニューなどの勉強会も開催している。

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