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目の治療のいま(4)涙目の「結膜弛緩」に手術

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目の治療のいま(4)涙目の「結膜弛緩」に手術

結膜がたるんだ結膜弛緩症の目(田さん提供)。ひだ状になった結膜が黒目にかぶさっている(線で囲んだ箇所)

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 横浜市の女性(70)は2年前から、朝起きると左目の下側の部分に透明なゼリー状の物が見えるようになった。ティッシュで拭くとこすれて出血し、目が真っ赤になった。

 それ以前から、涙があふれやすく、目尻がかぶれるなどの症状があった。地元の眼科医から紹介された東京都内の眼科病院で症状を訴えると、医師に「病気ではないので治らない」と言われた。

 女性の症状は昨年1月頃からさらに悪化し、結膜炎なども起きた。地元の眼科医は「結膜 弛緩しかん 症」と診断。治療を行っている施設を探してもらい、千葉県市川市の東京歯科大学市川総合病院を紹介された。

 結膜は、白目の表面などを覆う透明の膜だ。加齢に伴い、白目の部分がゆるみ、ひだ状のたるみができる。朝見えたゼリー状の物は、たるんだ結膜だった。

 涙があふれるのは、ひだの間に涙がたまり、こぼれるからだった。涙が目の全体に行き渡らず、角膜が水分不足のドライアイになることも。また、ひだと角膜がこすれ合って角膜が傷ついて痛んだり、結膜の毛細血管が引っ張られ、切れて出血しやすくなったりする。

 以前は「加齢のせい」として病気とは認識されてこなかったが、最近は症状を改善するため手術を行うようになってきた。

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