田代由紀子のアスリートレシピ
健康・ダイエット・エクササイズ
豚ヒレ肉の煮豚
今回は豚のヒレ肉を使ったお料理です。
豚肉は、鶏肉や牛肉に比べてビタミンB1を多く含んでいます。ビタミンB1は「疲労回復のビタミン」と呼ばれるように、糖質を効率よくエネルギーに変えるときに必要なビタミンなので、ごはんやパンなどの糖質をとるときに併せてとりたい栄養素です。
また、豚肉はたんぱく質も豊富に含んでおり、運動後の筋肉の修復にも効果が期待できるので、アスリートにはお薦めの食材です。
しかし、豚肉に限らず肉類は脂を多く含む部位があり、エネルギー過多になってしまう場合があります。豚肉であれば、バラ肉>ロース肉>もも肉>ヒレ肉の順に脂を多く含んでいるので、減量中や健康を気遣う方は注意しましょう。
今回は豚肉の中でも一番カロリーの低いヒレ肉を使って煮豚にしました。ゴールデンウィークのおもてなし料理にもお薦めです。
[作り方]
(1) 豚肉に塩をまぶし、米油を引いたフライパンで焼き色がつくまで表面を焼きつける。
(2) ファスナー付きの保存袋に(1)と(A)のしょうゆ・紹興酒(または酒)・砂糖・ショウガのスライスを入れて、袋に空気が入らないようにファスナーをしめる。
(3) 炊飯器に熱湯を入れ、(2)を入れて落し蓋をし、「保温」スイッチを入れて60分加熱する。
(4) 粗熱を取り、肉を取りだして1cmの厚さにスライスする。
(5) 袋に残ったタレを小鍋に移し、大さじ2の水でといた片栗粉でとろみをつける。
(6) 器に(4)を盛り、(5)をかける。
※ホウレンソウやコマツナなどをいためたものを彩りに添えるとよいでしょう。
(レシピ作成 アスリートフードマイスター 田代由紀子)
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