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タレント 関根勤さん

一病息災

[タレント 関根勤さん]冠動脈狭窄(1)番組ロケで異変に気づく

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 軽やかなトークに、独特の観察眼に基づくマニアックな笑い。デビューから43年。テレビやラジオ、舞台の第一線で活躍を続ける。

[タレント 関根勤さん]冠動脈狭窄(1)番組ロケで異変に気づく

 酒は飲まず、たばこも吸わない。犬の散歩で毎日のように体を動かす。肥満もない。健康そのもののはずが、2016年4月、心臓に血液を送る血管が詰まる「冠動脈 狭窄(きょうさく) 」と診断された。心臓がいつ止まってもおかしくない状態であることが分かった。

 きっかけは、親友でタレントの小堺一機さんが司会を務めるテレビ番組のロケ。「心臓ドック」を2人で体験しようという企画だった。

 心臓ドックは、心筋 梗塞こうそく などによる突然死を防ぐため、原因となる動脈硬化などのリスクを見つける検査。CT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)の画像診断などで、心臓の働きや血管に異常がないかを詳しく調べる。

 「小堺君も僕も60歳を過ぎたので、検査を受けて心臓に気をつけようね、という軽いノリで引き受けたんです」

 約2時間の検査の間も、2人はおすぎとピーコさんやジャイアント馬場さんらの物まねを披露して、大はしゃぎ。ところが翌日、再検査の連絡が入った。「(連絡は)僕だけなんですよ。2日後に行くと、院長先生が『もう少し丁寧にみたい』と言う。これはおかしいなと……」

 

  タレント 関根勤さん(64)

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