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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

電子レンジで作るカステラプリン

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 高齢になると、個人差はありますが、口の中の唾液の量が少なくなり、水分の少ないパンやふかしイモなどのパサパサしたものが食べにくくなってきます。パンやカステラは軟らかくて食べやすいと思われがちですが、実は食べにくい食材の一つです。

 私が勤める施設でも、おやつのカステラやバウムクーヘンなどを、一緒に出された飲み物に浸しながら食べる利用者の方がいます。パサパサしたものでも、少ししっとりさせることで食べやすさはアップします。食べやすくする方法としては、牛乳と卵を使うほか、パサつくイモなどにはマヨネーズやマーガリンを入れるなどして油脂を加える方法があります。

 今回のレシピでは牛乳と卵を用いましたが、市販の「プリンのもと」を使用するとより簡単に作ることができます。

 お好みでカラメルソースや果物のジャムなどをのせるとさらにエネルギーがアップします。カステラのほか、市販のロールケーキや蒸しパン、バウムクーヘンなどでも同様に作ることができます。

 作る際のポイントは、カステラをしっかりとプリン液に浸すことと電子レンジの500wを守ること。しっかりとカステラに水分を含ませることで、加熱してもしっとりした食感が続きます。また電子レンジは700wなど強い熱で温めると水分が蒸発し過ぎて固くなることがあります。

[作り方]

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(1)カステラは一口大に切る。バナナも1cm幅の半月切りにする。

(2)プリン液を作る。卵と砂糖をよく混ぜ合わせ、そこに牛乳も入れてよく混ぜる。

(3)耐熱の器にカステラとバナナを入れ、(2)のプリン液を注ぐ。

 ふんわりとラップをして電子レンジ(500w)で2~3分加熱する。

 ※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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