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失神を知ろう(5)Q&A 主因は三つ 心臓検査を

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失神を知ろう(5)Q&A 主因は三つ 心臓検査を

 聖マリアンナ医大東横病院(川崎市中原区)失神センター長の古川俊行さんに聞きました。

 ――失神とは。

 「血圧が下がったり、心臓の動きが悪くなったりして脳の血流が低下し、一時的に意識をなくす状態です。数秒から5分程度で回復し、後遺症もありません。健康な人にも起きることがあり、4割の人が生涯1度は経験すると言われています」

 ――一時的に意識を失えば、すべて失神なのですか。

 「いいえ。頭を打つなどのけがや低血糖のほか、てんかん発作などによるものは、失神ではありません」

 ――てんかん発作とどう違うのでしょうか。

 「意識が戻った後の様子やけいれんのタイミングなどがわかれば、ある程度の区別はつきます」

 ――失神の原因は。

 「主に三つです。最も多いのが自律神経の乱れによる反射性で、若い人に目立ちます。高齢になると、起立性低血圧による失神や、不整脈など心臓の病気が招く心原性が増えます」

 ――受診の目安は。

 「家族に突然死した人がいたり、過去に心電図で異常を指摘されたり、動いている時や横になっている時に起きたりしたら、心原性の疑いが強いので循環器内科へ。けがをしたり度重なったりするような場合も心電図検査をしましょう。脳の検査で問題がないから大丈夫というのは誤解です。失神しても脳に痕跡は残りません。心臓の検査が必要と覚えておいてください」

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