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失神を知ろう(4)「起立性」準備運動で防ぐ

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失神を知ろう(4)「起立性」準備運動で防ぐ

ソファから立ち上がる前に、かかとをあげて準備運動をする熊城さん

 立ち上がる、体を起こすといった日常的な動作が招く失神もある。

 東京都目黒区の 熊城将くまきすすむ さん(74)は2017年6月、胃がん手術のため3週間入院した。自宅に戻ると、頻繁に意識を失うようになった。

 朝起きて寝室から出たとたん、廊下の床に倒れ込む。居間のソファから立ち上がり、すぐ前の食卓につくやいなや、首ががくんと前に倒れ、どんぶりに頭を突っ込む。徐々に回数が増え、気がつけば1日2、3回になっていた。

 心配した妻の智津子さん(71)に促され、同年8月、かかりつけ医に相談し、がん手術を受けた病院に検査入院した。ベッドから車いすに移る度に気を失うほどの深刻な状態。担当医の紹介で、聖マリアンナ医大東横病院(川崎市中原区)失神センターを受診することになった。

 診察前の問診票では、失神の回数を「数多く」と書き込んだ。「立ち上がってから数分以内に失神」の項目にチェックを入れた。

 同センター循環器内科の医師、高木泰さんは、心拍数を測りながら、座った時と立った時の血圧の変化を調べる検査もし、起立性低血圧による失神と診断した。いわゆる「立ちくらみ」が重症化したものだ。

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