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「地域医療に支障恐れ」精神指定医不正取得した医師2人、処分効力を一時停止

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 「精神保健指定医」の資格を不正取得したとして厚生労働省から業務停止処分を受けた医師2人について、大阪地裁が処分の効力を一時的に止める決定をしていたことがわかった。山田明裁判長は「業務停止になれば、地域医療に支障が出る恐れがある」と述べた。

 同指定医は精神障害者を強制入院させるかどうかなどを判断できる精神科医。決定によると、1人は指定医の申請時、治療などへの関与が不十分な症例を診療経験記録として添付したとされ、もう1人はその指導医なのに監督を怠ったとして、それぞれ3月に業務停止1か月となった。

 2人は、処分の取り消しを求めて地裁に提訴する一方、処分の停止も申し立てていた。山田裁判長は決定で「業務停止で勤務する病院が患者の受け入れ縮小を余儀なくされる」と指摘。1審判決の60日後までは処分の効力を差し止めるとした。決定は3月19日付。同指定医資格の不正取得を巡っては、厚労省が2016年2人を含む89人の資格を取り消した。うち65人は業務停止などになったが、東京地裁でも2月に1人の処分が差し止められている。

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