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介護・シニア

防げ転倒、自宅「改造」

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リビング…床は整頓、椅子低く

 

防げ転倒、自宅「改造」

 高齢になると身体能力が衰え、転びやすくなる。転倒して骨折すると、寝たきりになる恐れもある。家の中でも転倒やケガを防止する工夫を施し、安心して生活できるようにしたい。

 内閣府の高齢社会白書によると、高齢者が要介護となる主な原因の中で「骨折・転倒」は12.2%を占め、4番目に多い。また、高齢者の転倒事故は自宅でも多く発生する。「もう限界!!親の介護と実家の片づけ」(自由国民社)を監修した「ケアタウン総合研究所」の高室成幸所長は「5ミリ~1センチ程度のわずかな段差でも、つまずきの原因となる。長く時間を過ごす部屋から、優先的にチェックしましょう」と話す。

 高室所長に、転倒を防ぐコツを聞いた。まず、リビングでは歩きやすいよう動線上に物を置かない。端がめくれると引っかかるので、カーペットは両面テープで固定する。「足腰が弱ると、立ち上がるのも苦労する。深く座るソファより低めの椅子がお薦め」と高室所長。万一、体をぶつけた時、ケガをしやすい棚やテーブルの角には緩衝材を付ける。

洗い場…スノコで段差解消

 

 「ぬれた床で滑った」など、思わぬ事故が多いのが浴室。浴槽には滑り止めマットを敷く。洗い場にスノコなどを敷いて、脱衣所との段差をなくす。「スノコを敷くと、洗い場と浴槽の縁との高さの差も縮まる。40センチ前後が、またぎやすい高さです」

 浴槽や洗い場で立ち上がる時に補助するには、ホームセンターなどで販売している吸盤でしっかり固定できる手すりが有効だ。

 台所は、高いところに手を伸ばして転倒するのを防ぐため、よく使う食器や調味料は手に取りやすい場所にしまう。床は、水や油がこぼれても滑りにくい材質にする。

 このほか、階段の各段の縁には、蛍光の滑り止めテープを付けるといい。電気コードは壁に沿わせ、固定具などで留める。

 高齢の親に「最近、家の中でつまずいたことは?」と尋ね、親子一緒に室内を見直すのもいい。高室所長は「焦らず、一部屋ずつ取り組むほうが、失敗は少ない」と助言する。

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