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【子どもを守る】育む心(2)患者のきょうだい支える

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 国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)の小児腫瘍科病棟がある12階でエレベーターを降りると、すぐに小児待合室がある。NPO法人「こどものちから」のボランティアが子どもと遊んだり、家族と話に花を咲かせたりする。

 ここは、病気の子どもに付き添って訪れるきょうだいや親たちのための空間。感染症を持ち込む恐れから、小学生以下のきょうだいは病棟に入れず、孤独に待つことを余儀なくされる。そんな子たちと遊ぼうと定期的に活動している。

 「今日は絶対負けないよ」

 さいたま市の小学6年生、五十嵐 しょう 君(12)が、ゲーム盤を挟んでボランティアの女性に話しかける。中学2年の兄・ ゆう 君(14)が2016年11月に急性リンパ性白血病を患い、治療後に再発。今も入院している。母のさゆりさん(44)は看病に通い、休日は勝君も一緒に来ている。平日は学校があるため、放課後は自宅で留守番。

 「寂しがっているのを見せたら兄ちゃんが悲しむかなって。治るまで見せないようにしてるんだ」。勝君がこっそり教えてくれた。

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