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【平成時代】命の質(3)ロボット手術が主流に

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【平成時代】命の質(3)ロボット手術が主流に
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手術用ロボット・ダビンチのロボットアーム側の様子(2月、東京都内で開かれた日本ロボット外科学会で)

 東京都内の男性(67)は2013年、手術用ロボット「ダビンチ」による前立腺がんの手術を受けた。

 ダビンチの手術は、ロボットアームと呼ばれる腕に付けた内視鏡や器具を、患者の体に開けた穴から差し込む。医師は手術台から離れた操作席で、画像を見ながら器具を遠隔操作する。従来の 腹腔鏡ふくくうきょう 手術に比べ、器具の先が手の指のように曲がり繊細な動きができるのが特長だ。

 「日本ではまだ珍しかったが、米国ではほとんどがロボットだと知り、不安はなかった」と、男性。退院後は以前と変わらず元気に働き、再発もない。

 前立腺がんの手術は今やロボットが主流だ。元・東京医科大学泌尿器科教授で06年から導入に取り組んできた たちばな 政昭さん(67)(現・橘クリニック院長)は、「最初の30例は術者を一人に固定し慎重に始めたが、すぐにこれは行けると確信した。ロボット手術に慣れた医師は『もう元に戻れない』と言うほど、手術のしやすさが違った」と振り返る。

 前立腺がんは自覚症状に乏しく、手術不能な進行がんで見つかることが多かった。1990年代、血液で前立腺がんの疑いがわかるPSA(前立腺特異抗原)検査が普及し、早期で見つかるケースが増えた。

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