ウェルネスとーく
医療・健康・介護のコラム
[俳優 ウエンツ瑛士さん](上)「病気知らず」の生活習慣は祖父母のおかげ 30代で人見知りを脱却
幼い頃にモデルとして芸能活動をスタートし、端正な顔立ちと礼儀正しく柔らかな物腰で人気を集めてきたウエンツ瑛士さん。現在は、俳優としてテレビや舞台、映画で幅広く活躍しています。時事に関するコメントを求められたり、司会として番組の進行を担ったりする機会も増えてきました。
忙しい中での、ご家族や友人との関係や仕事との向き合い方、体調管理法などをお聞きしました。(聞き手・飯田祐子、撮影・高梨義之)
放課後は祖父母の家で過ごした子ども時代
――バラエティー番組「火曜サプライズ」(日本テレビ系)を始め、レギュラー番組をいくつも抱え、テレビで姿を見ない日はないくらいです。多忙で体調を崩したりすることはありませんか?
おかげさまで、ここ数年は病気らしい病気をしてないんです。この冬はインフルエンザが大流行したようですが、僕はインフルエンザどころか風邪もひきませんでした。丈夫に生んでもらったんだなと、感謝しています。
外から帰ったら必ず手を洗うとか、そういう習慣が小さい時から身についているおかげもあるかもしれません。うちは両親が共働きだったので、子どもの頃は、学校から帰ると近くに住む祖父母の家で過ごしました。祖父も祖母も決して厳しい人ではありませんでしたが、そうした生活習慣や礼儀はしっかりと教えられました。
親に注意されたら「うるさいな」と思うようなことでも、おばあちゃんに言われたら、素直に聞くことができます。そうして身についた様々なことが、大人になってから役立っていると感じますね。本当にありがたいです。
平野美宇選手と出会って得た「人生の糧」
――ご家族とは、どんなふうに連絡を取っているのですか?
祖父は4年ほど前に亡くなり、祖母とも頻繁に連絡し合うわけではないのですが、僕の出る番組を楽しみにしてくれているようです。自分で録画するのは苦手なので、母が僕の出演シーンを集めたオリジナルDVDを作って渡しているようです。
母からは、よくLINEでメッセージが送られてきます。「この女優さん、きれいだね」なんて言ってくるのですが、「俺、その人と共演したことないし。友達でもないし」なんてことも多くて、返事に困ってしまいます。
母も僕もスポーツを見るのが好きなので、時々、バスケットボールやバレーボールなどの観戦に誘います。先日も、全日本卓球選手権大会を一緒に見に行きました。
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