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血液製剤を不正製造…「化血研」の譲渡最終合意、7月から「KMバイオロジクス」

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 血液製剤を不正製造していた一般財団法人・化学 および 血清療法研究所(化血研、熊本市)は13日、「明治ホールディングス(HD)」と「Meiji Seika ファルマ」(いずれも東京)で構成する明治グループと熊本県内の地元企業グループ(7社・団体)、熊本県との間で、事業譲渡に関する最終合意に達し、契約書を締結したと発表した。今年7月から新会社「KMバイオロジクス」として事業を引き継ぐ。

 同日開いた臨時評議員会を経て、臨時理事会で決議した。内容は昨年12月の基本合意通りで、新会社への譲渡価格は約500億円。うち約200億円について〈1〉明治グループ49%〈2〉肥後銀行、再春館製薬所などの地元企業グループ49%〈3〉熊本県2%――の割合で出資し、議決権を持つ。残り約300億円は、化血研と明治グループで無議決権株式として持ち合うほか、借入金などを充てる。

 新会社は、すでに化血研が今月上旬に設立。7月までに化血研の事業を引き継いだ後、株式を買収され、明治HDの連結子会社となる。本社と製造拠点は熊本に残る。約1900人の従業員は希望すれば新会社へ移ることができる。

 蒲島郁夫・熊本県知事は「新会社が熊本を拠点に、更なる飛躍を遂げるよう、『扇の要』としての役割をしっかりと果たしたい」とのコメントを出した。

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