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増える腸の難病(1)クローン病でも妊娠・出産

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 横浜市のA子さん(35)は1月末、横浜市立大学市民総合医療センターで約2600グラムの女児を出産した。腸が炎症を起こし、下痢や腹痛などが表れる「クローン病」を患っていたが、薬で治療しながら妊娠・出産を乗り切った。主治医で内科医の国崎玲子さんは「本当に頑張った」と話す。

 クローン病は原因不明の腸の難病。若い人を中心に急増しており、国内に約4万人の患者がいる。特効薬はなく、数種類の薬を症状に応じて使い分ける治療が中心。炎症がひどい部分の腸を切除することもある。

 A子さんは高校2年の冬に診断を受け、治療を始めた。「将来、結婚して子どもを持てるかな」「薬を続けたまま妊娠できるのだろうか」。初めて聞く病名に戸惑い、入院中のベッドの上で不安が膨らんだ。

 この病気は症状がいったん治まってもぶり返すことが多い。A子さんは症状が重く、腸に穴が開いたり、消化物が詰まりやすくなったりして、腸を切るなどの手術を4回受けた。大腸はなくなり、おなかにストーマ(人工肛門)も造った。

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