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コラム

『人類の進化が病を生んだ』 ジェレミー・テイラー著、小谷野昭子訳

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『人類の進化が病を生んだ』 ジェレミー・テイラー著、小谷野昭子訳

 著者はサイエンスライター。自己免疫疾患とアレルギー、不妊症、腰痛、目の病気、がん、心臓病、アルツハイマー病について、これらは進化の結果もたらされたという「進化医学」を踏まえて描いている。

 がんを一つの生態系としてとらえる。自然界と同じく、がん細胞も食料や酸素を求めて争い、ヒトの免疫系や抗がん剤治療に抵抗するための力を獲得した細胞が残る。がん細胞は常に進化している。

 高齢化が進む日本では、病気を抱えて生きることが当たり前になった。病気とのつきあい方を変えたい人には参考になる。

 (河出書房新社 2200円税別)

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