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がん患者10年生存率55%…最高は「前立腺」92%、最低は「膵臓」で5%

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がん患者10年生存率55%…最高は「前立腺」92%、最低は「膵臓」で5%

 国立がん研究センターは28日、がん患者の部位別10年生存率を公表した(表)。2001年~04年の4年間にがんと診断された約5万7000人の10年後の生存率は55・5%で、前回よりも1・3ポイント上昇した。がんが初期に見つかった人ほど生存率は高く、早期発見の大切さが改めて浮き彫りになった。

 専門的ながん治療を行う20病院で診療した5万7147人のデータを基に、診断から10年後のがん生存率を出した。がん以外の死亡の影響は補正した。算出は3回目で、今回から精度が高い集計方法に変更。その方法だと、00年からの4年間の患者を対象にした前回調査は54・2%だった。その後の治療の進歩で、今のがん患者はさらに生存率が上がっている可能性が高いという。

 生存率が最も高いのは前立腺がんの92・4%で、最も低いのは 膵臓すいぞう がんの5%だった。進行度別の生存率は、胃がん、大腸がん、子宮体がんは1期は約9割だが、4期だと1割を下回った。

 集計結果は、全国がんセンター協議会のホームページで見られる。

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