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ニュース・解説

急激な寒暖差で、突然死の危険性…血管トラブルを防ぐ生活習慣

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 急激な寒暖の差に触れると、血圧が急上昇して、突然死する危険性が高くなる。BS日テレ「深層NEWS」では、循環器専門医で医学博士の池谷敏郎医師に、日常生活の血管トラブルのリスクからどのように身を守るかを聞いた。

鶴ひろみさんと野村沙知代さんの突然死

 昨年11月、アニメ『アンパンマン』のドキンちゃんなどの声優を務めた鶴ひろみさんが、大動脈解離で亡くなった。翌12月には、野村沙知代さんが、虚血性心不全で突然亡くなった。

――野村さんの「虚血性心不全」とはどんなものですか?

池谷  心臓は体に血液を送るポンプの働きを担っていますが、心臓自体も冠状動脈という3本の動脈で養われています。動脈硬化でこの血管の流れが悪くなると、心臓がポンプとして働けなくなって全身の血液循環が悪くなります。これが虚血性心不全です。

――野村さんは、亡くなる日の昼ぐらいから急に物を言わなくなったそうです。

池谷  心臓がポンプの機能を失い、脳への血流が落ちた可能性が考えられます。息はしていても、脳が機能しなくなって高次の機能が失われ、うまく話ができない、ということだったかも知れません。

――鶴ひろみさんの大動脈解離とは?

急激な寒暖差で、突然死の危険性…血管トラブルを防ぐ生活習慣

図1 BS日テレ「深層NEWS」より

池谷  動脈硬化は、高血圧が関係していて、加齢とともに増える病気です。血圧の急上昇などをきっかけに、血管の壁の一部が、「裂けるチーズ」のように裂け、血液が流れ込みます。大事な血管の枝がふさがれたり、心臓の方に向かって裂ければ、心臓のまわりに血液がたまって「心タンポナーデ」となり、心不全を急激に起こして突然死を引き起こします。

――鶴さんは首都高速で車を運転中に亡くなりました。運転は負荷がかかるのでしょうか。

池谷  普通に車を運転するだけで、血圧は20~30上がります。特に高速道路でスピードを出したり、首都高のようにカーブが多いと、50~60ぐらい上がります。普段130の正常血圧の方も、単純計算で180ぐらいまで血圧が上がる。高血圧の方は200近くまで上がる可能性があります。高速道路とか、久しぶりに運転する、朝の寒い時に車を急に走らせる、といった場合は、特に血圧が上がりやすいので、気をつけてほしいと思います。渋滞でイライラしたり、「追い越そう」と思ったりするのもストレスになり、血圧が上がりやすくなります。

――気持ち良く走行していると、ストレス発散になる気がしますが。

池谷  楽しいことでも、血圧は上がります。

血管の老化とは

池谷  生活習慣病で、血圧と脂質やコレステロールの異常が起きます。また、年を取るだけでも、血管も生理的に老化します。こうしたことが動脈硬化を引き起こし、それが元になって、突然死を引き起こすような血管の事故を起こします。

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図2 BS日テレ「深層NEWS」より(写真は池谷さん提供)

池谷  図2の左側「正常な血管」は血管の壁が柔らかくてしなやか、 内腔(ないくう) も滑らかです。生活習慣病や加齢で動脈硬化が起こると、右の図のように、プラークという (こぶ) ができてきます。壁が厚く硬く、内側がもろくなって、血圧の急上昇などをきっかけに、ここに傷が付くと、血管がケガをした状態になります。血液を固めて止めようとする働きが起こり、血栓という血の塊ができて中が詰まったり、壁が破れたり、裂けたりすることもあります。

――突然死は、寒い時期に多いのでしょうか。

池谷  寒くて体が縮こまった感じがするときは、血圧がすごく上がっています。血管の中の圧が高くなるので、動脈硬化を起こした血管に傷が付きやすくなります。例えば血圧が高くて治療中の方は、秋から冬にかけて薬を一つ増やさなければいけないぐらい上昇します。平均で10~20上がる人が多いです。基本の血圧が上昇するところに、寒さの刺激が加わって、さらに拍車をかけます。

――予兆のようなものはないのでしょうか。

池谷  「予期しない病気を発症し、24時間以内に亡くなる」のを「突然死」と呼ぶわけで、予兆があまりないまま、急に訪れます。元になっているのがサイレントキラー(静かなる殺し屋)と呼ばれる動脈硬化ですから、日々、生活習慣病の管理をしっかり行い、血圧を上げない食生活習慣が大事です。

――突然死というと、「ピンピンコロリなら良いじゃないか」と発言する人もいますが、残された家族などは困りますね。

池谷  自分だけの問題ではなく、残された者のことも考えなくてはいけません。準備期間が、というと変かもしれませんが、必要です。「いつ倒れてもいい」と思っていると、「ピンピンコロリ」どころか「ピンコロリ」で、早過ぎてしまうことが多く、これが「突然死」です。

冬に多い入浴中の死亡事故

――冬場に入浴中や入浴の前後に亡くなる方が多いようですが、季節と関係ありますか?

池谷  寒い時期に、脱衣場で服を脱ぐと、すごく寒いことがあります。それが血圧の急上昇を招いたりしますし、洗い場に足を踏み入れた途端、さらなる寒さに見舞われます。そこからまた熱いお湯に入ると、ヒートショックで、かなり血圧が急上昇します。

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図3 BS日テレ「深層NEWS」より

 東京都の報告によるグラフ。冬場の入浴時の死亡事故が圧倒的に多い

――自宅の中での寒暖差が大きいほどリスクが高いのですか。

池谷  冬の室温設定の目安は18度ですが、18度未満の部屋で生活するだけで3倍ぐらい血管事故が増えるとの報告があります。居間を暖めても、廊下などの寒いところに出ると、寒暖差が刺激となって、神経を高ぶらせて血圧が上がってしまいます。

――動脈硬化は、何歳ぐらいから気をつければよいのでしょうか。

池谷  男性では20代から動脈硬化が始まると思ってください。女性は、女性ホルモンが動脈硬化を抑えていますが、閉経時期を過ぎた頃から10年ぐらいで男性に一挙に追いつき、追い越すぐらいの勢いで進みます。若いときに血管に悪い生活をすると、5年、10年たって突然死の原因になっていきますので、若いときから気をつけていただきたいと思います。

――九死に一生を得て再び活躍されている西城秀樹さんや麻木久仁子さんの例もあります。突然死のリスクを回避して回復された方々も、再発の可能性というリスクは抱えているのでしょうか。

池谷  突然死は、心筋梗塞によることが一番多く、次に脳血管障害、脳卒中です。血管は1か所だけ動脈硬化を起こすわけではなく、全体に起こしていきますので、1か所詰まって助かっても、他に予備軍が潜んでいます。今はお元気で活躍されている場合でも、再発しやすいと考えられます。

――何が、生死の境目になるのでしょうか。

池谷  脳の血管ならば、呼吸を司るような肝心な場所が詰まるかどうか。それから病巣が大きいかどうか。これらがポイントになります。心臓の冠状動脈3本のうち、左側の2本の血管の前につながっている「前下行枝」と言う血管が一番太く、この血管の、特に根元の方で詰まると、非常に危険な状態になります。どこで血管の事故が起きるかもポイントになります。

日常生活の四つの危険な場面

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図4 BS日テレ「深層NEWS」より

 「朝起きたとき」「お手洗いに行くとき」「ゴミを出しに行くとき」「入浴」。何げない日常生活のシーンばかりだ。「深層NEWS」では、44歳の男性のスタッフとその母親の70歳の女性のデータを取り、どの程度血圧に変動があったかを調べた。

まず、高齢者である70歳母親の血圧測定の結果。

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図5 BS日テレ「深層NEWS」より

 水色の数字は暖かいリビングにいたときの血圧。四つの危険な場面のあと、血圧はどう変わったか

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図6 BS日テレ「深層NEWS」より

 グラフのピンクの数字が行動後。ゴミ出しをした後が184。入浴前の脱衣をした後が158。ゴミ出し後の184はかなり高い

池谷  すぐ近くだからと、つい1枚羽織る程度でゴミを出しに出ると、強い寒さの刺激を受けます。「走っていけば大丈夫」と思って出れば、余計血圧が急上昇します。外から戻ってくるとき、脳や心臓の血管事故を起こした方は、かなりいらっしゃいます。

――入浴前の脱衣前と脱衣後の差も大きいですね。

池谷  脱衣場で服を脱ぐと、寒さを感じます。暖房費は節約せず、しっかり暖めていただくべきです。さらに、熱いお湯に入った瞬間、熱さも血圧を上げる刺激なので、ヒートショックを起こします。湯温が42度を超えると、刺激がかなり強くなりますから、41度以下にするのが大事です。先に洗い場にお湯をかけておくのも大切です。自分の体にも少しかけ湯をし、ゆっくり湯船に入る。いきまずに、おやじっぽく「あ~」という感じで入っていただきたい。

――寒い日はどうしても、お湯を熱めに設定したくなりますが。

池谷  まず41度で入って、少し慣れたら42度にとか、段階的に上げることが必要です。また、お風呂で眠くなっても眠ってはいけません。温まって、今度は逆に血管が広がって血圧が下がり、脳の血流が落ちます。そこで眠ると、気を失って溺れます。また、急に立ち上がるのも、脳の血流が落ちてますから、失神して倒れて、脳挫傷などの危険性も出ます。

――寝る前と起きた後の違いも大きですね。

池谷  年齢を重ねると、血管が硬くなってきます。特に朝起きたときは、交感神経が緊張して血管がギューッと縮んで、心臓が動きますから、血圧が上がってくるのです。生理的にも朝は血圧が上がる時間帯です。こんな時間にすぐ寒い外に出ると、非常に危険性が高いのです。

――次は44歳男性のデータです。

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図7 BS日テレ「深層NEWS」より

 これも水色の数字は暖かいリビングにいるとき

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図8 BS日テレ「深層NEWS」より

 ピンクの数字が行動後。注目はトイレ。トイレ前と後ではかなり差がある

池谷  冬のトイレはとても寒い上に、ズボンを下ろしたり、結構服も脱いだりしなければいけない。「いきむ」という動作も気をつけるべきです。普段から便通の悪い方が朝、いきむと血圧が上がりやすいのです。トイレも暖めてほしいです。便秘の場合も、寒い時期は気をつけなければいけませんから、普段の食生活も運動習慣も大事になってきます。

血管トラブルを防ぐ飲み物

 非常に簡単に手に入る食材からできる飲み物「ホットトマトジュース」を紹介していただいた。

池谷  朝は、「寒い」という刺激が血圧を上げてしまいます。起床したときの水分補給は冷水でなく、ぜひホットドリンクにしてほしいのです。せっかく飲むのなら、長期的に血圧を下げ、血管の事故を防ぐ可能性のあるものを、ということでお勧めなのが、トマトジュースをスープのように飲む、ということです。トマトジュースには「GABA」(ギャバ)というアミノ酸が入っていて、長期的に血圧を下げる効果があることがわかっています。

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図9 BS日テレ「深層NEWS」より

 表面にオリーブオイルが浮いている

池谷  エキストラバージンオリーブオイルを入れてあります。脂質の代謝の改善に役立ちます。トマトに含まれる「リコピン」という、抗酸化作用で血管の老化を防ぐ物質の吸収も高めてくれます。ゴーダチーズを混ぜるのは、チーズに含まれる「LTP」というたんぱく質が、血管をしなやかに開いて血圧を下げる効果があるからです。これを混ぜて飲むと、最強の血圧を下げる味方になってくれるはずです。

――トマトジュースは、無塩のほうがよいですね?

池谷  塩分を控えめにするのが、血管事故を防ぐ上で大切です。物足りなければ、レモンを搾れば、塩の代わりになりますし、チーズの塩味でもよいと思います。

――朝食が和食でみそ汁を毎日召し上がる方も、これを代わりにするとか?

池谷  たまにトマトに替えていただくのも良いです。みそ汁にも血圧を少し下げる働きが報告されてます。

――ホットトマトジュースは、1日にどのくらい飲めば?

池谷  まず朝1杯、飲んでいただくところから始めていただければ良いし、お好きな方は1日3回でも、無塩ならば全然問題ないので、安心して飲んでいただいていいと思います。

――毎日、どれぐらい飲み続けると、血圧が変わりますか。

池谷  数か月なり半年なり飲むと、血圧に差が出るとの報告があります。個人差がありますが、人によっては5~10ぐらい下がる可能性もあります。それから、朝温かいものを飲むだけでも、水を飲むよりもはるかに血圧を下げる方に働くと思いますので、特に冬はお勧めです。

――夏も温めて飲んだ方が良いのですか?

池谷  夏は温める必要性はあまりないです。トマトジュース自体GABAが含まれるので、高ぶった神経を抑えてくれるなどで、血圧に良いです。ストレスのたまった方にも良いのです。

サバの缶詰で手軽なトマトパッツァ

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図10 BS日テレ「深層NEWS」より

池谷  魚をトマトソースで煮込んだ料理で、これはサバ缶を使っています。サバのEPA・DHAには動脈硬化を抑え、血圧を少し下げる働きがあります。魚を摂取したいが、なかなか料理のレパートリーがないという方にお勧めなのが、トマトのソースで煮込んだ魚の料理です。生臭さが消えて、とても食べやすくなります。キャベツ、ブロッコリーを食べやすい大きさに切って、トマトソースとサバの水煮を加えて煮込むだけ。サバ缶以外のいろんな魚でバリエーションもできます。

――これも塩気はなしですね。

池谷  味付けされたトマトソースも売られていますが、ケチャップを少し入れるか、少し塩コショウして、食べるのも良いと思います。

改善すべき四つの生活習慣

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図11 BS日テレ「深層NEWS」より

 「朝の激しい運動」「不規則な睡眠時間」「喫煙」「偏食や食べ過ぎ」

――ベランダでたばこを吸うホタル族の人もいますが、寒い中でたばこを吸うのは、良くないのでしょうね?

池谷  最悪かもしれません。タバコを吸うだけでも血管がキュッと収縮しますから。「ストレス発散に役立つ」と言う方もいますが、あれは頭の中だけが気持ち良くなっているのです。そこから下は全部ストレスの時と同じ状態で、血管がギュッとしまって、血圧が上がってしまいます。

――朝の激しい運動はダメですか。出勤前に運動をする人も多いと思いますが。

池谷  自律神経には、交感神経と副交感神経があり、副交感神経はリラックス、交感神経は緊張のときに高まる神経です。夜寝ている間は副交感神経でリラックスしていますが、起きる直前から交感神経が緊張し始めて血圧が上がり、目が覚めます。午前中は血圧が高い時間が続きますので、ここで例えば激しい運動をするとか、あるいは寝起きですぐ出勤する場合に、血圧が急上昇しやすくなり、事故が起こります。息が上がるような激しい運動はまずいです。走るのも良くないと思います。

――バスに間に合わないから走るとか。

池谷  慌てるのが一番良くないです。一番危険な、急激な運動と言えるでしょう。習慣的に、外を走っている方でも、朝はやはり気をつけていただきたいのです。休日のゴルフでも、最初のホールでグリーン上やティーグラウンドで緊張して血圧が上がり、倒れる方も多いので、気をつけていただきたいと思います。背景に寝不足があると拍車がかかります。

――2番目の「不規則な睡眠時間」にも関連してきますね。

池谷  睡眠の質が悪いと、交感神経の高まりに拍車がかかります。寝不足の朝は、血圧がかなり上がってきています。習慣的に寝不足で疲れている方も、明らかに血圧が上がっていきます。

――人間ドックや健康診断の血圧を見て「大丈夫だ」と思っている人でも、血圧が急上昇する局面があり、特に起床直後は要注意なのですね。

池谷  検診でも家でも、血圧はぜひ測ってください。測ればわかるのが血圧です。血圧を測る習慣が大切です。

――一番下の「偏食や食べ過ぎ」は?

池谷  糖質や炭水化物を食べ過ぎる偏った食生活をすると、内臓脂肪が付きやすい。内臓脂肪が付くとメタボリックシンドロームで血圧が高めになったり、糖や中性脂肪が上がってきたりします。これは、結構速やかに起こる変化です。全く無症状で、「最近おなかが出てきた」と言ってる間に、何十倍も動脈硬化が進みやすくなっています。

努力で取れやすい内臓脂肪

池谷  内臓脂肪は付きやすいが、努力によっては取れやすい脂肪とも言われます。最近「太り過ぎちゃった」と思う方は、ダイエットを1-2か月かけてやり、戻すべきです。張り切って急に走ったりすると事故を起こすので、食事を少し抑え、少しずつ適度な運動を始めてほしいです。できれば、時間帯は朝を避けてほしいです。

――仕事で、運動可能な時間帯が限られる人も多いのでは?

池谷  日常生活で、できるだけ歩く習慣をつけるのが一番です。エレベーターではなくて階段を使う、歩幅を2-3センチ広げて歩いてみるなどです。

――ダイエット中も、1日3食食べた方が良いのですか。

池谷  朝食を抜いただけで脳出血が増えるとの報告もあります。食事を抜くことがストレスになり、血圧が上がりやすくなったり、低血糖による問題も起きてきます。これらが、血管事故を引き起こすとも考えられています。また、抜いた次の食事がどか食いになりやすく、トータルで食べ過ぎてしまう。人間ひとつ良いことをすると、全て許されたような気持ちになってしまいますので。

血管を思いやる

――突然死を避ける為に、日常どんなことに取り組むべきでしょうか。

池谷  自分の血管を思いやることです。「あ、今血圧が上がってないかな?」とか、食べたくなったときに自分の血管のことを考えてやめておこうと考えたり、エスカレーターではなくて階段を上るとか。イライラしたら「イライラで、自分の血管が痛むからやめよう」とか。いつも自分の血管を中心に生活を送ることが、突然死を防ぐポイントだと思います。物言わぬ臓器・血管を思いやることです。

※1月8日放送のBS日テレ「深層NEWS」(毎週月~金曜日の22~23時放送)を再構成しました。(読売新聞東京本社メディア局編集部・浅見恭弘)

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池谷 敏郎  (いけたに としろう)

循環器専門医。池谷医院院長、東京医科大学客員講師。著書に「人は血管から老化する」、「かくれ高血糖が体を壊す!」(ともに青春出版社)、「ニュースで学ぶ! 最新 病気の常識」(祥伝社)、「血管を強くして突然死を防ぐ!」(すばる舎/文庫はPHP研究所刊)など。

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