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40代から備えよう「老後のお金」

コラム

私が両親と「任意後見契約」を結んだ理由

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公証役場で契約書を作成

 契約は公正証書にしておく必要があるので、公証役場に行って契約書を作成しました。公証人は、「最近、ここで作成している書類の大半は、任意後見契約です」と言います。

 公証人がモデル文案を提示してくれるので、それを (たた) き台にして加筆修正しました。契約内容が固まっていない段階でも、公証人に相談すればアドバイスをしてくれます。

 公正証書を作ると手数料がかかりますが、公証人手数料令で大まかな料金が定められており、私が両親2名と結んだ契約の場合、およそ4万円(詳細下記)がかかりました。

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「任意後見契約」と「遺言書」の違い

 最後に、混同されやすい「任意後見契約」と「遺言書」の違いを図にしておきます。イメージとしては、任意後見契約は「本人が生きている間の話」で、遺言は「本人が死んだ後の話」です。

任意後見契約と遺言書

 家族の形態が多様化した今、子どもに老後を任せることが難しい人は増えていくのでしょう。「自分の老後を誰に託すか」は、「どう生きるのか」ということにも (つな) がる話です。先日、公共施設で自治体開催の任意後見制度のセミナーの告知を見かけました。「任意後見」というキーワードが頭に入っていれば、こうした情報もキャッチしやすくなるのではないでしょうか? (楢戸ひかる マネーライター)

(イラスト:西島秀慎)

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楢戸ひかる(ならと・ひかる)

マネーライター、ファイナンシャル・プランナー

 1969年生まれ。大手商社に8年間勤務後、フリーライターに。妊娠を機にファイナンシャル・プランナー資格(現FP技能士)を取得。約20年にわたり、女性向けのマネー記事を執筆してきた。
 ホームページ「主婦er」の運営や、家計管理のワークショップも手がける。家族は、夫と息子3人(高校生と中学生)。

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