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漫画家 内田春菊さん

一病息災

[漫画家 内田春菊さん]大腸がん・人工肛門(4)酒と恋愛 必要なし

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 ストーマ(人工肛門)になって1年半――。袋などの装具を交換するようになったが、バンドのライブなど、動きのある仕事も以前と同様に行い、生活に制限を感じることはない。

[漫画家 内田春菊さん]大腸がん・人工肛門(4)酒と恋愛 必要なし

 ただ、がんをきっかけにやめたことが二つある。

 一つはお酒。もちろん腸に悪いということもあるが、「それまでの人生、お酒の勢いで、人間関係とか、いろいろとごまかして、結果的に疲弊していたんじゃないかなと思って」。今は一滴も飲んでいない。

 もう一つは恋愛。3度の結婚経験があり、恋多き女性のイメージがあるが、がんとわかった時に「前の男の人に頼りたいとは、全然思わなかった」。病気が判明する前に付き合っていた男性とは別れていて、「一人の時で良かった」と思った。「振り返ると、稼いだお金を使われたり。そうでない人もいたけれど……」

 がんになって人生を振り返り、自分に必要でないものが見えてきた感覚がある。「がんって生活習慣病って言うじゃないですか。私には男の人もリスク因子だったのかも」

 今年4月、がん体験を漫画に描き始めた。「がんまんが~私たちは大病している~」。ウェブサイト「Renta!」に連載中で来月、ぶんか社から出版される予定。続編「すとまんが」も企画している。

 (文・高橋圭史、写真・佐々木紀明)

  漫画家 内田 春菊(しゅんぎく) さん(58)

 (2017年12月27日 読売新聞夕刊掲載)

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