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睡眠薬、常用してもよいか

 昨年、夫を亡くしてから眠れなくなり、かかりつけ医に睡眠導入剤を処方してもらっています。ケアマネジャーから、「良くないから薬に頼らずに寝なさい」と言われました。飲まないで寝ようとしても寝付けません。常用するといけないのでしょうか。ちなみに血液をサラサラにする薬も飲んでいます。(74歳女性)

量減らし生活改善を

井上雄一 睡眠総合ケアクリニック代々木理事長(東京都渋谷区)

 ご家族の不幸をきっかけに不眠となり、身辺が落ち着いた後になっても続く人は、比較的高齢の方に多いようです。

 睡眠薬には、入眠効果が高いものと、精神安定作用が高いものがあります。前者は睡眠導入薬と呼ばれることもありますが、基本的には睡眠薬と同じ種類に属します。血液をサラサラにする薬を併用しても、副作用が起こることはほとんどありません。

 1日1錠程度の少量を常用するのであれば、ケアマネジャーが言うような悪いこともありません。

 薬がないと眠れないのなら、急にやめず、徐々に減らしてはいかがでしょう。例えば、まず4分の3の量にして、1か月ぐらい続けたら半分の量に――というように、少しずつ減らします。

 寝る際に「眠らなくては」と焦ると、かえって目がさえてしまうことが多いです。寝床に入る前の読書や音楽鑑賞、ヨガなど、自分に合ったリラックス法を見つけることもいいでしょう。眠れないようなら、寝床を出て読書などをして過ごし、眠くなってから寝床に戻ることを試してみてください。

 さらに、起床時間を規則正しくし、早起きを心がけるようにします。

 これらを実践してみても改善が得られない場合は、不眠症の治療を専門的に行っている医療機関に相談することをお勧めします。

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