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シニアヒップホップダンス(上)音楽でノリノリ
ヒップホップといえば、若者の音楽と思いがち。でも、60歳以上のシニア層が今、ヒップホップダンスに夢中になっているという。
「シニア層でもノリノリでやってます。むしろ『年寄り扱いしてほしくない』という感じですね」。シニア向けのダンスプログラムを開発した、公益社団法人・日本ストリートダンススタジオ協会(本部・大阪市)の代表、吉田健一さん(40)=写真=が話した。
プログラムでは、アップテンポのヒップホップ音楽に乗せて、手足を大きく回したり、リズミカルにステップするなど20の振り付けを用意。吉田さんは「音楽で気分を高揚させて楽しみながら体を動かせる健康運動です」という。
振り付けは、足の筋力や柔軟性、体全体のバランス能力など5項目の改善を計算して創作。1時間のメニューだ。そのうちの一つ、若者の人気グループのダンスで話題となった「ランニングマン」は、足の筋力とバランス能力を鍛える動き。シニア向けに多少動きがゆっくりしている。
大阪市や大阪府泉大津市で年に1~2回開いていた教室は、リクエストに応えて、来年は同府吹田市や和歌山市でも開く予定という。
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